多事空論【コメントよろしくお願いします】

言いたいことを書き、皆さんと意見交換をしてみたいと思います。政治経済税金から日常のことまで、思いつくまま書いています。コメントよろしくお願いします。読者登録も募集しています!!

原発は亡国化政策・・・

 間もなく、例の3・11を迎える。早いもので2年である。最近は金儲けに忙しい民放でさえ特集を組んでちょこちょこ取材ブリを披歴しているようである。しかし、NHKの何分の一、何十分の一陣容でしかない系列放送の地方版であるからして、スポンサーの加減もあり、当たり触りのない内容に終始している様である。東京のキーステーションが考え、構成編集した番組の垂れ流しであるから他愛無く、そもそも何次下請けの体制で作ろうという虫の良いスタンスでの金、時間、手間をかけたものでないから、琴線に触れる視聴、傾聴に耐え得るものは、多くないだろう。薄っぺらなんである。場ふさぎ的時間稼ぎである。元々軽い人間の作りもんだから、額に汗して文字通り懸命に働いている視聴者の胸を打つわけがない。将に大宅壮一の言ったように一億総白痴化する電気紙芝居に堕している---コマーシャル、商業的スポンサーも無いNHKでさえ、これはという番組が見い出せない。精々見た時間だけの従量制、せめて、基本料金と視聴時間量なる料金体系にしてくれと局に申し込んでも、拉致が行かない。ニュースぐらい見るだけで、有料のCSでさえ殆んど視聴しない、BSも碌な番組無くショップや韓流ドラマだらけである。放送全体番組のたらい回しで電気代が勿体という意識が先に立ってしまう。折から電力会社は不足モードであるから、無駄を回避してTVも電気ポットも使用しないようにしている。ちなみに、通電し放しの電気ポット、全国で止めたら、原発4~5基(400~500万KW---リニアー新幹線の予想使用電力量---)になると東電の元社員が言っていたのが想起される。私めは湯は殆んど使わず、年中お茶もコーヒーも水出しで飲んでいる。ユックリ低温で抽出した方がまろやかで、風味があるからである---

 元々マスコミに志願する者は、例外はあろうが、大卒以上の就職者で、これはと思う人材は就職していなかったように記憶している。骨っぽい者は応募もしないし、いわんや採用されていないし、あれがなぁ~、お里が知れてという思いが浮かんで仕方が無い。コネ採用も多いと聞いているし、卑近なところで、かつは、人口に膾炙しているところでは、NHKに居た小宮山洋子も東大教授、同総長だったことのある親父の加藤一郎の顔で入局したというウワサが専らで、傍証者も多い---この点からすれば、彼も凡庸な俗物だということになりはしないか? 事実でないことを祈るのみである---。彼女は次の選挙には出ないと公表している---察するに、余りにキタナイ政界へのヘきへき、民主党の不人気で再選の余地無しとの読みでそうなったようである。お嬢さん育ちのまだ穢れの薄い彼女にはイヤ気が差したのであろう。お飾りでも大臣になったし、年金の満額支給と支給額非制限の特権も得ているだろうから、大満足なんだろう---

 コネ入社の最たるものは広告会社の電通だと物の本に書いてある---大会社の経営者の子女を採用すれば、自動的にスポンサーに取り込めるから---。当事者でない筆者にまでインプットされている程だから、常識化されているのだろう。私学の歯学部など政治家の横やりで許認可され、その子息が裏口入学ならぬ横口入学したというウワサが消えないのは、supply chain が断ち切れていないからなのか? 歯科医の時間給は大工やスーパーのレジ係の日給に相当する。したがって、市街地では歯医院や整形-、整骨医院が半径100m以内に何軒に及ぼうか? コンビニより密度濃いい。最近では流石に超過剰気味で、閑散として薄暗い玄関が多く見受ける。藪医者ほど儲かる今の保険行政のアダ花である。名医はすぐ直してしまい、投薬も少ないので、奧さん孝行にならず、愛想つかれされ、浮気されるのがオチである。

 藪医者以下の筍(タケノコ)医者の経営維持が医師会や歯科医師会の最大限の関心事であるから、健保の赤字は当然である。医薬業界ー大学ー厚生省のトライアングルを崩す力と意気込みを持った勢力は、戦後の農地改革を断行した超権力=外国勢しか無い。したがって、このトライアングルはどこまでも永続して、日本を蚕食するであろう。医薬者ら国医でなく脅威である。診療報酬、薬価基準、投薬量、特に医師、歯科医の資質への思い切った check 無くば、悪貨が良貨を駆逐する現象の横行必定である。日本人には内発的な自浄能力無さそうである。敗戦直後のように、他国の絶対権力による容赦無き荒療治に恃むしか手が無いか?

 原発報道に関しても、予算/決算承認を国会に握られているため、政権与党、国の意向から独立であり得ず、国営放送と揶揄られているように、忌憚なく物言う独立不羈性は元々無い。「・・・かの様に」振る舞っているだけである。自由闊達なのはスポーツニュース、同番組、それに芸能番組くらいである。

 番組編成権は全く外部のNPO任せにし、国民の直接の公選で役員等を決めて、海老沢のようなボス支配が有り得ないようにしたらよいのではないか。インチキの裁判員制度ではないような組織に改組すべきである---裁判官の選任過程、どういう人物かも名前も素性も、年齢もさっぱり分からない。全くのブラック ボックスである。却って重罰化、検察の強化の傾向が強まっただけであるとは民放や国営放送でも言っていた---

 原子力政策が国の専権的所管事項であるため、NHKもニュースソースの観点から言っても、政府の従属変数に成り下がるのは当然である。原発事業も国策を担なって電気屋として電力会社が担当したというだけのことで、発送電にだけ責任を持ち、事故やその後の保障、核廃棄物の保管、処理、立地建設等には、帰責性は免除されているのである。電力会社の肩を持つわけではないが、各社は国、政府の原発行政の単なる、しかし大きな直接的実行部隊に過ぎない。両者は一体であり、官民利益共同ものである。

 事故当時から、政府も会社も実態を国民から目をそらす手で、事故の矮小化に努めていたのは、当たり前だのクラッカーである---小刻み発表とタイミング外しの連続に典型!---

 ニュースソースをいただくNHKも、報道/言論の自由を標榜して止まない民放、新聞社も、国と会社のブリーフィングやお為ごかしのリークで、相似形化していた。五社とかの記者クラブという閉鎖的排他的組織もあって、官庁等の広報紙化していたのは、国民の常識となっていたし、そう理解してない者を探すのは難しいようである---報道によれば、マスコミ関係者は、電力会社から大挙、たった数万円の費用分担で海外旅行に招待され、大名旅行さながらのどんちゃん騒ぎのもてなしを受けていたという。贈収賄の疑いありそうだと思われているが。彼らは、このように、他の三権力を補完する、それらを批判、チェックするジャーナリズム本来の使命をかなぐり捨てての第4の権力に化し、記者魂を売却してしまったみたいだ。国民は税金、放送料金、新聞代を払って洗脳されているみたいだ---。

 事故から2年に垂々としているが、瓦礫の処理、除染、冷却汚染水、核燃料棒、ゴミ、燃料リサイクルとその処理施設、廃炉、それに海洋汚染、人生破壊への賠償等、山積する問題解決に全然展望が無いことは、中学生でも認識するようになって来ている。そもそも事故を想定せず原発に踏み切ったようだ---その内、甲状腺関係等の癌患者の頻発や被曝者差別、結婚話の壊れで社会的大騒動になろう---

 したがって、事故処理への対策、後始末のことは慮外の能天気で、原発が始まったようで、あの勝谷誠彦さえトイレの無いマンションだと形容していたのは、大方がしっかり視聴していた事実である。

 TVや新聞で周知なことをダラダラ書いて、目の毒になったことを許されたい。

 吉本隆明ですら、ばなな(娘)と共に原発を容認しているんだから、駄馬になったと揶揄されても致し方ない。その逆は、ベ平連小田 実で、金日成に招待されて、北朝鮮こそ全社会主義国の内で最も先を行っており、一部には共産主義段階に突入していると書籍で確記していた。公共図書館で借り出して、読んで頂きたい。御用学者どもを笑えまい。

 超独裁国が共産主義段階に突入済みと書き認(したた)めても咎められず、却って賞揚されている言論自由自在な資本主義国に生きていて我々は幸せである。

  吉本の場合も含めて、真逆的な思想変遷をも不問にしてしまう国民性に乾杯!  何でもありの日本へGruess Gott !

 大流行りの宮崎哲弥ですら、国の原子力政策トイレ無きマンション的だとはしばしにあちこちのTVで言い散らしている。我々は、報道の自由、言論の自由の有難さを今一度噛みしめても好いのでのではないだろうか。不自由性、限界、不完全性があろうとも。いわゆる社会主義諸国では無い良さである。

 日本は、まだしも日本らしい資本主義、アメリカ的でない、悪く言えば〇〇ヤ的それでない、二次大戦共通の敗戦国ドイツのような国造りが待たれるのではないのかと思いつつ・・・。

 誤字脱字、文意の不整合あらば、許されよ。